2007年8月11日土曜日

棋士のひらめき、謎解明へ 理研が将棋連盟と脳研究

(共同通信社 2007年8月6日)

次の一手がぱっとひらめくとき、棋士の脳はどう働いているのか-。
理化学研究所と日本将棋連盟、富士通は、
将棋の状況判断や指し手の決定の際に、脳がどう活動するかを解明する
共同プロジェクトを始めたと発表。

人間は、大脳で一つ一つ考えを積み重ねながら判断するほかに、
蓄積された経験を基に、小脳で直感的に判断する
「直感思考」が働いているとみられる。
プロ棋士の局面判断や指し手の決定は、直感思考の代表例とされ、
こうした場面での脳の働きから、
人間特有の直感思考の仕組みを解明したい考え。

プロジェクトは2年間。
アマチュアとタイトル保持者らプロ棋士が実験に参加し、
詰め将棋などの課題を解く。
機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)で、
駒の配置の記憶や詰みの有無の判断で脳のどの領域が活動するか調べたり、
次の一手がひらめく時の脳波の変化を測定したりする。

プロとアマの脳の活動の差や、
将棋に強くなる過程で脳にどのような変化が起こるかの解明も目指す。
富士通は、研究成果を将来の情報システム開発などにつなげたい考え。

http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=51871

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将棋好きの私にとっては、とても興味深いです。
羽生の頭脳、なんかも読んだりしましたね。
数十手先を読むには、どのような脳の働きをするのか?
私はせいぜい五手ぐらいしか読めませんが・・・。

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