2007年11月6日火曜日

勤勉さが発症を抑える? アルツハイマー病で米大学

(共同通信社 2007年10月2日)

勤勉、実直な性格や生活様式が、アルツハイマー病の発症を抑える
可能性を示す約1000人の追跡調査による研究結果を、
米ラッシュ大医療センターの研究チームが発表。

平均年齢75歳の健康な997人を12年間、追跡調査したところ、
176人がアルツハイマー病を発症。
調査参加時に性格テストを実施しており、性格と発症との関係を分析。

その結果、「目標達成に熱心に取り組む」、
「やることすべてに優秀さを追求する」、
「時間に間に合うよう、ペース配分をする」といった
「勤勉、実直」を示す項目で高得点を挙げたグループは、
得点が低いグループに比べ、89%も発症リスクが低かった。

勤勉な人では、死後に脳を調べると
アルツハイマー病の特徴を示す病巣があったのに、
生前に認知症が現れなかったケースも。

「勤勉な生活様式によって、脳神経が保護されるのかもしれない。
発症を遅らせる方法の開発につながる可能性がある」。

http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=56496

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