2008年9月4日木曜日

色づく田んぼアート 奥州・水沢

(岩手日報 9月3日)

奥州市水沢区佐倉河字北田の水田約30アールで、
地域住民が取り組んでいる「田んぼアート」の稲が色づき始めた。

同市ゆかりのアテルイの顔や「平泉の文化遺産」の一つ、
中尊寺金色堂の図柄が浮かび上がり、
関係者は今月中旬の完成を楽しみにしている。

田んぼアートは、水田をキャンバスに見立て、稲で図柄を表現。
地元の農家を中心に実行委を組織し、今年初めて実施。
稲は、「朝紫」、「黄稲」、「ひとめぼれ」の3品種。
今後、アテルイの髪や金色堂の建物部分の色合いが深まる。
完成後の10月中旬に稲刈りを予定。

実行委の森岡誠会長(56)は、
「成長を見守ってくれる人が多く、励みになっている。収穫が楽しみだ」。
場所は、東水沢中の約500メートル北側。
水田近くに物見やぐらがある。

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