2007年9月30日日曜日

「第3回JOCスポーツと環境・地域セミナー」開催

(東京オリンピック招致委員会 9月26日)

2016年東京オリンピック招致において、環境」は重要なテーマであり、
JOC、東京都とともに第3回JOCスポーツと環境・地域セミナーを開催。

「環境」は、「スポーツ」「文化」と並ぶオリンピズムの3本柱であり、
平成13年度からJOCではスポーツ環境委員会を設置し、
スポーツ界における環境保全の取組みを推進するため、
活発な啓発・実践活動を支援しています。

今回のセミナーもその一環に位置づけられ、
染野憲治 環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室長と、
水野正人 JOC副会長による基調講演が行われました。

染野室長の基調講演では、地球温暖化の深刻な現状の報告と、
チーム・マイナス6%などの国内の普及・啓発運動が紹介され、
水野副会長の基調講演では、IOCのスポーツ環境委員会の活動や、
オリンピック開催都市における環境の取組みの紹介とともに、
JOCやスポーツ関係者が、環境問題について啓発・実践する役割を担う
必要性を参加者に訴えかけました。

後半は、板橋一太 JOCスポーツ環境専門委員長がコーディネーター、
パネリストとして、基調講演を行ったお二方のほか、
小沼博靖 東京都環境局環境政策部副参事、
平松純子 JOC理事/スポーツ環境専門委員、
武市敬 東京オリンピック招致委員会事務次長が加わり、
パネルディスカッションが行われました。

武市次長から、東京のオリンピック招致計画において
環境を大きく取り上げていくこと、またその取り組みを、
オリンピック終了後にも活かしていくこと。
小沼氏より、オリンピックを招致する2016年に向けて取組みを進めている
東京都の環境政策について説明。
平松理事は、オリンピアンとしての経験を踏まえ、
スポーツを愛する人たちが環境に対する意識を高めることの大切さについて。
それぞれの立場から、地球規模で環境を考え、
身の回りの出来ることから実行する重要性を会場に伝えました。

スポーツ関係者や環境保全活動の関係者、
2016年東京オリンピック招致に関心を持つ人々が集まった会場では、
参加者が熱心に議論に聞き入り、壇上との質疑も活発に行われるなど、
予定の時間を延長し、盛況のうちに終了しました。

http://www.tokyo2016.or.jp/jp/news/whatsnew/infomation/joc3joc.html

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