2007年12月28日金曜日

21世紀COEプログラム:文科省「目的達成」 初年度事後評価、最低ランクなし

(毎日 11月29日)

世界的な研究・教育拠点の形成を目指した文部科学省の
21世紀COE(卓越した研究拠点)プログラム」で、
初年度(02年度)に採択された国公私立大50校113件について
初の事後評価結果を公表。

評価は4段階で、最低ランクの「目的は十分には達成されなかった」と
判断された拠点はなく、文科省は「COEの目的はおおむね達成された」。
評価は、同プログラム委員会
(委員長=江崎玲於奈・茨城県科学技術振興財団理事長)が実施。
計画全体の目的達成度のほか、論文数や学会での発表数などで審査。

第3ランクの「目的はある程度達成された」と評価された拠点は14件(12・4%)、
大半は「十分達成され、期待以上の成果があった」、
「おおむね達成され、期待どおりの成果があった」と評価。

04年に公表された中間評価で、計画の大幅縮小を求められた
九州大と法政大の拠点も最低ランクの評価は免れた。

5分類の分野別では、人文科学の5件(25・0%)が3番目の評価となり、
自然科学系などの0~14・2%よりも厳しい評価に。
初年度の113件には、5年間で総額714億6200万円が投入。

http://mainichi.jp/select/science/archive/news/2007/11/29/20071129ddm012040068000c.html

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