2008年3月27日木曜日

21世紀地球科学の主要10課題

(サイエンスポータル 3月12日)

全米研究会議(NRC)は、21世紀の地球科学分野が直面する
主要課題をまとめた報告書を公表。
カリフォルニア大学バークレー校の地球化学教授、Donald J. DePaolp氏は
「地球科学分野が発展するためには、我々は過去を見つめ、
地球や生命の起源、惑星の構造や力学、生命と気候の関係など
根本的で深い問題に取り組んでいかなければならない」。

21世紀地球科学分野の主要課題(10課題)

1.地球や惑星はどのようにして生まれたのか?
2.地球の「暗黒時代」に何が起きたのか?
3.生命はどのようにして生まれたのか?
4.地球内部はどのようになっており、どのように地表面に影響しているか?
5.地球はなぜプレートテクトニクス(岩盤移動)が起き、大陸があるのか?
6.地球は材料の物性にどのようにコントロールされているのか?
7.気候変動がなぜ起こるのか?そしてどの程度変動するのか?
8.生命と地球は互いにどのように影響合っているのか?
9.地震と火山噴火は予知できるのか?
10.(地層と地表面との)流動現象はどのように生活環境に影響するのか?

同書は、米エネルギー省、国立科学財団、米国地質調査所、
米国航空宇宙局の要請を受け作成。

http://crds.jst.go.jp/watcher/data/386-001.html

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