2008年3月16日日曜日

博士号取得で謝礼受け取る 横浜市大医学部長の研究室 教授10人以上も受領か

(共同通信 2008年3月12日)

横浜市立大医学部の医学部長(64)の研究室が、
医学博士の学位を取得した大学院生らから、謝礼として現金などを
受け取っていた疑いがあることが分かった。

長年の慣例で行われていたとみられ、横浜市大は、医学部長側が
受け取ったとされる現金の趣旨や総額、使途などを詳しく調べている。
ほかにも医学部の10人以上の教授の研究室が博士号の取得に絡み、
謝礼を受け取っていたとの情報もあり、同大は確認を急いでいる。

医学部長が所属する「消化器病態外科」(旧第2外科)では毎年、
数人の大学院生が医学博士号を取得。
謝礼として、現金30万円程度を、学位取得後に医学部長側に渡していた。

横浜市大によると、昨年11月、学内の「コンプライアンス推進委員会」に
通報があり、医学部長や元大学院生らから事情を聴くなど調査。
横浜市大は、受け取ったとされる現金の趣旨などに関する
医学部長側の説明については「調査結果が出るまで一切明らかにできない」。

医学部長は1992年、第2外科教授に就任。
2005年から医学部長を務め、大学院生らに
学位論文の作成の指導なども行っている。

http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=69288

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