2008年7月21日月曜日

海の「白鳥」大船渡寄港 海フェスタいわて

(岩手日報 7月21日)

大船渡市など沿岸南部3市2町で開かれている「海フェスタいわて」は、
目玉イベントである世界最大級の練習帆船「日本丸」のセイルドリルが、
同市の茶屋前埠頭で披露。
セイルドリルは、日本丸の巨大な帆を広げる訓練。
日本丸に乗り込む91人の実習生の腕の見せどころとあって、
埠頭には多くの観客が詰め掛けた。
実習生と乗組員計110人が、高さ40メートル以上のマストに登り、
徐々に純白の帆を広げた。
重さが約2トンある帆のロープを力を合わせて引くと、
畳1673枚分という巨大な帆が現れた。

実習生の躍動感ある動きに、観客からは大きな拍手。
一戸町一戸の主婦坂本章代さん(36)は、
「日本丸は本当にきれい。あんなに大勢の人が一生懸命帆を
広げている姿に感動した」。
海の日の21日は、日本丸の船内一般公開などが行われる。

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