2008年7月22日火曜日

男性の肥満は精子に悪影響、英研究者が生殖医学会で発表

(CNN 7月10日)

肥満の男性は、標準体重の男性に比べ、精子の状態が悪くなるという
研究結果が、ヨーロッパ生殖医学会で発表。

英アバディーン大学の研究チームは、
スコットランドの男性約5000人の精子を分析、
体重を身長の2乗で割った肥満度を表すBMIとの関係を調べた。

結果、BMIが標準値の20─25の男性は、太りすぎまたは肥満の男性に比べ、
正常な精子の割合が高かった。

肥満の男性は、精液量減少の確率が60%高くなり、
精子に何らかの異常がある確率も40%高かった。

やせ過ぎの場合も、肥満と同様の問題が出るとみられるが、
スコットランドにはやせ過ぎの男性はあまりいない。

子供ができにくくなるなどの影響があるかどうかは不明だが、
別の研究者によれば、女性の場合は肥満で妊娠しにくくなり、
男女とも肥満のカップルは問題かもしれない。

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200807100014.html

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