2008年3月6日木曜日

夜行性・昼行性など活動リズム、脳内ホルモンが関与

(読売 3月2日)

動物の一日の活動リズムを、新発見の脳ホルモンが調節する仕組みを、
早稲田大の筒井和義教授(脳科学)らのグループが突き止めた。
夜行性といった動物の生態を解き明かす成果として注目。

筒井教授らは、動物の動きを活発にするホルモンをイモリの脳から発見。
ウズラの脳でも見つけた。

ウズラは昼行性で、明るくなると動きだし、暗くなると休む。
ホルモンの脳内の量を調べると、日中は増加し、夜には減少。
オスは、メスと比べて活発に活動するが、オスの方がメスよりたくさん分泌。

夜に分泌され、眠りを促すホルモンのメラトニンが、
このホルモンの合成を抑制。
「脳内ホルモンのメカニズムは、動物の生態に深くかかわっていることが明らか」。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080302-OYT1T00038.htm

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