2008年4月2日水曜日

約1300万人きょう新制度に 75歳以上、診療報酬も改定

(共同通信社 2008年4月1日)

75歳以上の高齢者約1300万人を対象に新たな
後期高齢者医療制度」が始まる。
診療報酬も改まり、新年度から医療の仕組みが大きく変わる。

現在加入している健康保険から新制度に移行する高齢者は、
医療機関を受診する際、既に交付された新しい保険証の提示を
求められるので注意が必要。

窓口での自己負担は、現行通り1割(現役並み所得者は3割)。
保険料は、原則的に年金からの天引き。
国民健康保険から移る人は、一部地域を除き4月15日の年金支給分から
天引きされる。健康保険組合などから移行する人は10月から。
保険料額は、加入者の所得や都道府県ごとに異なる。

現在の負担に比べ、「傾向としては所得水準が高い人は負担増、
低めの人は負担減になる」(厚生労働省)。

新たな診療報酬では、中小病院(ベッド数200床未満)の再診料が
570円から600円に値上げ。
処方せん様式が変更され、価格の安い後発医薬品が使いやすくなる。

メタボリック症候群の予防目的で、40-74歳を対象に
職場などで特定健診も始まる。

http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=70142

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