2008年7月19日土曜日

高血圧死の危険、40代男性突出 厚労省が18万人調査

(朝日 2008年7月5日)

高血圧の40代男性が死亡する危険性は、
正常な血圧の人の3.4倍に上ることが、
全国13の研究グループの調査を統合した厚生労働省研究班の
初めての解析でわかった。

高齢男性では1.5倍前後なのと比べてはるかに高く、
「高血圧は中年ほど要注意」という傾向。

対象は40~90歳の男性約6万5千人、女性約11万人で、
同種の国内調査では過去最大規模。
70~90年代に血圧など健康状態をみて、その後約10年追跡、
男性約1万人、女性約8千人が死亡。血圧と死亡の関係を調べた。
高血圧と関係が深い脳血管の病気がある人は除いた。
結果、収縮期血圧120未満/拡張期血圧80未満と正常な人たちに比べ、
160以上/100以上の高血圧の人たちが死亡するリスクは、
男性で40代3.4倍、50代2.2倍、60代1.8倍、70代1.6倍、80代1.3倍。
女性は40代1.4倍、50代1.9倍、60代2.1倍、70代1.5倍、80代1.2倍。

男性では、若い世代ほど危険性が高くなる傾向。
これらの人がもし正常血圧であれば、全体の死亡者は
男性で23%、女性で18%減る計算。
140以上/90以上と軽症の高血圧でも、危険性が高まることが確認。

高血圧は、塩分の多い食事や肥満、飲酒、ストレスが招きやすく、
働く世代の生活習慣と関係が深い。
滋賀医科大の村上義孝・特任講師は、
「若い世代のリスクがこれほど高いとは驚いた。血圧の異常は放置しないでほしい」

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