2007年12月6日木曜日

J1:鹿島・田代 ゴールのたびに心臓病の君思い胸たたく

(毎日 12月4日)

サッカーのJリーグ1部(J1)で、逆転優勝を決めた鹿島アントラーズ。
快進撃の立役者となったFW(25)が、ゴールを決めるたびに見せた
左胸をたたくパフォーマンスは、故郷の福岡市で心臓病と闘う
宇野純平さん(22)=同市西区=と交わした約束。

「今日、田代さんが先発で出てくれますよ。
左胸をたたいてくれたらいいのになあ」

9月22日、アルビレックス新潟戦の朝。
病室から知人に電話した宇野さんの声は、弾んでいた。
サッカー少年だった宇野さんは2年前、心臓移植以外に治療法のない
特発性拡張型心筋症を発症。
臓器提供者の少ない国内では、治療の見通しが立たないため、
人工心臓に頼りながら米国での手術を待つ日々。

田代選手は今年7月、小学校が隣同士だった縁で宇野さんを見舞った。
約束したパフォーマンスには、宇野さんの心臓が
いつまでも動き続けるようにとの願いを込めた。

このアルビレックス戦で、ヒーローインタビューに立った田代選手は
「最後まであきらめません」と宣言。
そこから破竹の9連勝でリーグ戦を制した。

「今度は僕が頑張る番」。
田代選手の活躍を見届けた宇野さんは自らに誓っている。

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20071204k0000m050186000c.html

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これはいい話ですね。
スポーツが、いろんな人の勇気を与えてくれる。
ソフトバンクの和田投手も、三振をとるたびにワクチンを寄付しています。
田代選手も、たくさんゴールをあげて、
たくさんの人たちに、そして宇野さんに希望を与えてほしい。

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