2010年11月1日月曜日

水虫菌検査キット開発 商品化へ、福井大など

(2010年10月22日 共同通信社)

福井大の法木左近准教授(病理学)らの研究グループは、
水虫を発症する「白癬菌」を検出できる検査キットを開発し、
商品化すると発表。

患部の皮膚を、界面活性剤に混ぜて試験紙に垂らす仕組み。
妊娠検査薬と同様に、陽性だと赤い線が浮かび上がる。
水虫は、皮膚科医が顕微鏡で調べて診断するが、
商品化すれば、誰でも手軽に検査できそうだ。

法木准教授らが、白癬菌に反応する抗体の作製を、東洋紡に依頼、
抗体を吸着させた試験紙を試作。
実用化に向け、チッソ(東京)と検討を始め、
2012年をめどにキットの一般販売を目指す。

国内の水虫感染者は、2500万人に上るとの推計があり、
法木准教授は、「水虫は最近、若い女性に増えているが、
恥ずかしがって病院に行かない。
早急に治療するきっかけになれば」

http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/10/22/127277/

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