2011年1月10日月曜日

トヨタ、宮城の新工場稼働 関自岩手と年50万台へ

(岩手日報 1月7日)

トヨタ自動車子会社で、完成車の製造を担うセントラル自動車
(本社・相模原市)の新工場が宮城県大衡村に完成し、
6日、操業を開始した。

トヨタは東海、北部九州に続く、国内第3の生産拠点を
東北地方に集約、新工場はその中核的存在。
同じく子会社の関東自動車工業岩手工場(金ケ崎町)
=年産実績35万台=と合わせ、東北で小型車を中心に
年間50万台の生産を目指す。
将来的には、ハイブリッド車(HV)の生産も視野に入れる。

セントラル自動車の白井安良副社長は、
「やっとここまで来た。
世界のお客さまに、東北から良い品質の車を提供したい」と意気込み。

新工場の生産能力は、年間最大12万台。
北米やアジアなど海外輸出向けの小型車「ヤリスセダン(日本名・ベルタ)」
を製造する。
カローラなどを生産している現本社の相模原工場は、
3月に運転を終了。
4月以降、生産を全面的に宮城工場に移管し、本社も移転。

セントラル自動車は、資本金約109億円(2009年10月現在)、
従業員数は約1500人。
宮城工場の延べ床面積は、約12万平方メートル。

東北地方にはここ数年、HV用の電池を生産する
プライムアースEVエナジー(湖西市)や、部品製造の太平洋工業(大垣市)
などが宮城県を中心に進出、自動車関連企業の工場集積が進んでいる。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110107_7

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