2011年1月13日木曜日

速く歩く人ほど長生き…米医師が65歳以上調査

(2011年1月8日 読売新聞)

歩くのが速い高齢者ほど長生きする傾向がある、という研究結果を、
米ピッツバーグ大学の医師らがまとめ、米医師会雑誌で発表。

65歳以上の男女計3万4485人の歩行速度を記録した
過去のデータを解析。

普通に歩いた時の速さは、平均で秒速0・92m(時速約3・3km)
だったが、どの年齢でも同1m以上で歩く人は、
比較的長く生き、歩くのが速い人ほど余命が長かった。

同0・6m以下の人は、早く亡くなることが多かった。
速く歩くには、強い心肺機能や筋力が必要で、
歩行速度が健康度の目安になったと考えられる。

現在、高齢者の余命を予測する良い指標はないため、
研究チームは、「歩行速度に注目すれば、
高齢者の健康管理などに役立つ」

文献:Studenski S et al. Gait Speed and Survival in Older Adults.
JAMA.2011;305(1):50-58.

http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/1/11/130766/

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