2011年1月21日金曜日

試験前「間違えそうだ」と書くと…成績アップ!

(2011年1月15日 読売新聞)

試験の直前、不安な気持ちを書き留めるだけで、
重圧に負けず本来の実力が発揮できる--。
米シカゴ大学のチームが、こんな研究成果を
14日付の米科学誌サイエンスに発表。

今日から大学入試センター試験が始まるが、
受験生は試してみても良いかもしれない。

研究チームは、大学生87人を2グループに分け、
2回にわたり数学テストを実施。
2回目は、好成績の場合に報酬を約束するなど、
できるだけ緊張感を高めた。

2回目のテストの直前10分間、テストへの気持ちを作文に書くよう
指示されたグループは、1回目より成績が向上。
中でも「怖い」、「間違えそうだ」など、
不安な気持ちを書いた人の向上が目立った。

静かに着席してテストを待ったり、試験と無関係な日常の出来事を
書いたりするように指示されたグループは、1回目より成績が下がった。

高校の最上級生106人を対象に、
期末テストで同様の実験を行ったところ、ほぼ同じ結果。

研究チームは、「試験前の作文には、過去のつらい体験を文章にして
心の傷をいやす心理療法と似た効果がある」と推測。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/1/17/131055/

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