2011年2月9日水曜日

カレーや牛乳で水素増加 ユニーク研究、続々

(2011年1月31日 共同通信社)

カレーを食べると、水素が急増-。

生体ガスの長期調査を始めた国立循環器病研究センター
チームは、水素に着目し、ユニークな研究を欧米医学誌などに発表。
水素は、老化に関わる活性酸素を消失させる効果がある。
生体ガス中の水素は、腸内の細菌が食べ物を発酵させる際に増加。

チームは、男女8人に普通のカレーと、香辛料のターメリックが
入っていないカレーを食べてもらい、水素量を測定。
普通のカレーでは、30分後に水素量が約1・5倍に増えたが、
ターメリックがないものでは、こうした急増が起きなかった。
ターメリックで腸の運動が活発になり、細菌による発酵が促進された。

牛乳を飲むと、水素量が1時間後から徐々に増加。

水素添加水を飲んだ場合、15分で急増し、すぐに減少したのに比べ、
9時間たっても効果が続き、水素量は水素添加水の40~50倍に。

センターの下内章人室長は、
「生体ガスの存在は、以前から分かっていたが、
採取法や分析技術の問題があった。
長期調査を通じて有用性を示したい」

http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/1/31/131773/

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