2011年2月10日木曜日

生命に適した太陽系外惑星54個発見…NASA

(2011年2月3日 読売新聞)

NASAは、生命に適した環境を持つ可能性がある
太陽系外の惑星54個を、宇宙望遠鏡「ケプラー」で発見。

ケプラーは、銀河系の400分の1をカバーしているに過ぎず、
地球のように生命を宿せる惑星は、予想以上に数多く存在する
可能性が高まった。

NASAエイムズ研究所のウィリアム・ボルーキ研究員は、
「宇宙では、生命はありふれたものだろう」

NASAは、2009年にケプラーを打ち上げ、惑星が前を横切ることによる
恒星の光の微妙な変化を観測。
1235個の惑星候補を特定し、うち54個は熱すぎず冷たすぎず、
液体の水が存在して生命に適していると推定。
特に、5個は地球に近い大きさ。

観測した恒星のうち、地球から約2000光年離れた「ケプラー11」には、
最多の6個の惑星が密集し、惑星の成り立ちを解明するのに役立ちそう。

こうした「候補」を惑星と断定するには、
追加観測による確認作業が必要だが、これまでの研究結果から、
80-90%は本物の惑星とみられている。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/2/3/131985/

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