2011年2月11日金曜日

メタボ健診の受診率40% 09年度、低調続く

(2011年2月3日 共同通信社)

40~74歳を対象とした特定健康診査、「メタボ健診」の
2009年度の受診率(速報値)が、全国で40・5%にとどまったことが、
厚生労働省の調査で分かった。

制度が導入された08年度の受診率は38・9%、
約2ポイント上がったが、低調傾向が続いている。

厚労省は、「がんなどと比べ、緊急性が低いと考えがちだが、
放置すれば、数十年後に深刻な影響が出る」と、
積極的な受診を呼び掛けている。

対象者数は約5220万人で、受診者数は約2115万人。

健診の結果、生活習慣病の原因になるとされるメタボリック症候群と
診断された人は約311万人、予備軍が約265万人。

診断後に、保健師などによる保健指導が必要とされた約400万人のうち、
実際に指導を受けたのは約52万人だけ。

運営主体ごとの受診率は、公務員らが加入する共済組合(65・4%)、
大企業の社員が加入する健保組合(63・3%)と高かった一方、
中小企業の従業員らが加入する全国健康保険協会(30・3%)、
市町村国保(31・4%)、船員保険(32・1%)と低く、二極化が続いた。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/2/3/131990/

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