2011年2月19日土曜日

ハワイで日米共同スマートグリッド実証事業

(サイエンスポータル 2011年2月10日)

ハワイ・マウイ島で、日米共同のスマートグリッド実証事業が
7月から4年間、行われる。
新エネルギー・産業技術総合開発機構は、
事前調査・実証事業実施者の公募を始めた。

実証事業は、電気自動車を活用した離島型クリーンエネルギー
社会モデルをつくりあげることを目指す。

具体的には、太陽光発電など再生可能エネルギーの出力変動による
電力系統に与える影響を緩和するため、
電気自動車の充電や蓄電池を制御する電気自動車管理システムの
有効性などを実証。

米側はハワイ州、ハワイ電力、ハワイ大学、国立研究所が参加。

再生可能エネルギー導入は、離島において特に必要とされ、
ハワイ・マウイ島では、既に再生可能エネルギー導入による
スマートグリッドプロジェクトが、米エネルギー省の予算によって進んでいる。

昨年6月、経済産業省、米エネルギー省、沖縄県、ハワイ州の間で、
「沖縄・ハワイクリーンエネルギー協力覚書」が取り交わされた。

新エネルギー・産業技術総合開発機構も昨年10月、
ハワイ州とスマートグリッド共同研究・共同実証を推進する同意書を締結。

http://www.scienceportal.jp/news/daily/1102/1102101.html

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