2011年7月18日月曜日

大船渡復興屋台村が始動 10月開業目指す 野々田地区に仮設20店舗

(東海新報 7月17日)

大船渡市大船渡町の商店街再興に向け、地元飲食店主たちが、
同町野々田地区に大船渡復興屋台村をオープンさせる計画。

大船渡飲食店組合(及川雄右組合長)が、仮設店舗を一つのエリア
(約400坪、20店舗予定)に集め、復興屋台村として
開業・運営するもので、10月上旬の開業を目指す。

3月11日の大震災による大津波で、大船渡飲食店組合に加盟する
60店舗のうち、57店舗(95%)の飲食店が津波で流された。

同組合では、港町・大船渡を支えるもう一つの顔である飲食店の賑わいを
取り戻そうと、4月に大船渡復興屋台村プロジェクトを立ち上げ、
屋台村オープンに向けて準備を進めていた。

中小企業基盤整備機構(中小機構)の認可を申請中で、
認可が下り次第ただちに建物を着工し、10月初旬の開業を目指す。

建設予定地は、同町野々田の民有地で、
敷地面積は1321平方㍍(約400坪)。
飲食屋台(1店舗当たり約8坪)と共同トイレ2棟を設置。

出店業種は、居酒屋系、ショットバー、ラーメン、そば、寿司、焼肉、
洋食、和食、中華、スナック、バーなど原則不問。
運営形態は、大船渡屋台村協同組合とし、店舗数は20店舗を予定。

1次募集は、大船渡飲食店組合加盟店が対象(募集期間、25日~31日)、
2次募集は、市内に在住、店舗があった人が対象(同、8月1日~10日)、
3次募集が、気仙管内に在住、新規参入者が対象(同、11日~20日)。
定員になり次第締め切る。

募集要項によると、契約者本人が営業することが原則、
契約期間は3年間。
出店者負担費用は、付帯設備の配線工事費(20~30万円程度)。
毎月のテナント料・家賃はなく、共益費が月1万5000円。

及川組合長は、「屋台村を、飲食店街の復活と市街地の活性化、
復興への幕開けの象徴とし、大船渡の人たちの元気を取り戻し、
復興に向けてがんばっている姿を全国に発信したい


出店者募集説明会は、20日午後3時からオーシャンビューホテル丸森で。
問い合わせは、及川さん(℡090・3362・7712)。

http://www.tohkaishimpo.com/

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