2008年4月9日水曜日

海フェスタ、大型船舶が夢の共演 大船渡

(岩手日報 4月5日)

大船渡市を主会場に開かれる「海フェスタ」(7月19―27日)の期間中、
大船渡港に豪華客船「飛鳥Ⅱ」が入港することが決まった。
初代「飛鳥」から17年連続21回目の入港で、
世界最大級の練習帆船「日本丸」との「共演」が実現。
深海調査研究船「かいれい」大型しゅんせつ兼油回収船「白山」などの
入港も続々と決まり、大型船舶がフェスタを盛り上げる。

飛鳥Ⅱ(5万142トン)は、全長241メートルの日本最大の豪華客船。
7月20日に乗務員、乗客約1300人を乗せて横浜港を出港。
釧路経由で23日午前10時に大船渡港に入る。
野々田埠頭では、「日本一の歓迎」として有名な市民挙げての
歓迎式典を実施。午後5時には盛大な出港セレモニーも行う。

日本丸の入港は19日。
23日午後2時に出港予定で、数時間だけだが同港に
飛鳥Ⅱと日本丸がそろい、同時に見学もできそう。

深海7千メートルまで潜航できる「かいこう7000Ⅱ」の母船で、
海溝型巨大地震の研究などで活躍している
かいれい」(4628トン)は19日から3日間、
流出油災害時に現場で油回収に当たる「白山」(4185トン)は
24日から4日間寄港。
いずれも一般公開などを予定。
海上保安庁の巡視船や自衛艦など期間中は数多くの船舶が入港予定。

市海フェスタ開催推進室の武政久夫室長は、
「船舶の一般公開や体験航海なども予定しており、
多くの子どもたちに海の素晴らしさを感じてほしい」。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080405_14

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