2008年4月16日水曜日

遺伝子実験全学で停止 実験菌廃棄で神戸大

(共同通信社 2008年4月14日)

神戸大大学院医学研究科の久野高義教授(分子薬理・薬理ゲノム学)
の研究室で、遺伝子を組み換えた大腸菌などを
ずさんに廃棄していた問題で、神戸大は学内の全研究室で
遺伝子組み換え実験の停止を命じた。

全学で科学実験を差し止めるのは異例。
停止命令は学長名で、医学、理学、農学研究科など
自然科学系の12部局に通知。
大学は、「全学的な調査が必要と判断」。

学生を含む遺伝子実験の研究関係者全員に、
実験に関する調査票を配布。
実験内容や廃棄の際の処理方法などについて回答を求める。
安全が確認された時点で、停止措置を解除する方針。

神戸大では遺伝子組み換え実験の際、
大腸菌などを使った培養液を殺菌せずに実験室の流しに捨てたほか、
廊下で実験していた疑いも。

http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=71074

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