2008年5月8日木曜日

褒められたときの脳を撮影 金銭もらうのと同じ反応

(共同通信社 2008年4月24日)

自然科学研究機構生理学研究所の定藤規弘教授(神経科学)らの
グループが世界で初めて、褒められた時の人の脳内画像を撮影、
米科学誌「ニューロン」に発表。

定藤教授らは、金銭のような報酬を得ると脳内の線条体という
部位の活動が活発になることに着目。

19人の男女を対象に、カードゲームで勝って賞金を得たときと、
「信頼できる」などと褒められたときの脳を磁気共鳴画像装置(MRI)で撮影。
両方の場合で平常時と比較し、同じ部位で血流が
平均0・3%増加していることが確認。

他人から評価されることも報酬として認識され、
線条体が活発になることが裏付けられたとし、
「『褒められると伸びる』とも言われる人間の社会的活動の解明への第一歩。
教育などへの応用も可能かもしれない」。

http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=71875

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