2008年5月10日土曜日

スーパー・サイエンス・ティーチャー養成…文科省方針

(読売 5月6日)

文部科学省は、小中高校で理科教育を専門に手がける
「スーパー・サイエンス・ティーチャー(仮称)」を養成

国際調査で、日本の子供たちの理科への関心や成績の低下が
目立つため、理工系出身で、科学に深い理解があり、
理科を分かりやすく教える指導力のある理科専門教員を配置し、
早い時期から理科への興味を引き出す狙い。

来年度予算の概算要求に、理工系の大学・大学院などに、
理科専門教員の養成課程を設置する費用を計上。
各大学からアイデアを募集。

養成課程では、通常の小中高生の教育指導に加え、
最新の科学知識に裏付けられた新しい実験教材の作り方や、
科学への関心を引き出す指導法を学ぶ。

カリキュラムの企画段階から地域の教育委員会と連携、
教育現場の声を反映させるとともに、
学生が実際に教員に採用されやすいように工夫。

理工系の大学・大学院にも、中高校の教員養成課程はあるが、
生徒に分かりやすく科学を伝える指導法を学ぶ科目は不足気味。
卒業後は、多くが研究・技術職を選び、教員になる学生は少ない。

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080506-OYT8T00259.htm

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