2008年5月8日木曜日

スキーのスーパーキッズ養成 八幡平市教委

(岩手日報 5月6日)

八幡平市教委は、小学生を対象に、スキーのスーパーキッズ養成。
5月から基礎トレーニングや栄養指導などの講座を開催。
体力測定の結果や受講状況をみて、スーパーキッズを認定。

同市は、多くのスキー選手を輩出し、本県の競技振興を支えている。
少子化とスポーツの多様化で競技人口が減少傾向にある中、
スキーの魅力を伝え、選手確保と競技力向上を目指す。

養成講座は、希望者を対象に説明会と体力測定を行う。
来年3月まで13回計画。
12月に再び体力測定を行い、講座への参加状況も考慮し、
スーパーキッズを認定する。

対象は、市内のスポーツ少年団に加入する小学4年生以上の児童。
競技種目は問わず、スポーツ競技全般の基礎体力や競技力向上を図る。
講師は市体育協会、市スキー連盟の関係者。

同市出身で、アルベールビル冬季五輪ノルディック複合団体金メダリストの
三ケ田礼一さんも外部講師として加わる。

講座では、水分補給や食事と栄養、コンディションづくりなど
スポーツ選手の基礎知識を保護者同伴で学習。
基礎トレーニングのほか、登山、水泳なども行う。
12月から雪上トレーニングを実施。

県内スキー大会への参加者は、減少傾向。
県スポーツ少年団大会は、1997年度の約390人から
2007年度は約270人、
県中学校大会は88年度の326人から07年度は212人に減少。
スーパーキッズ認定でスキーに興味を持ってもらい、
選手の確保、競技力向上を目指す。

市教委安代教育課の三浦剛喜係長は、
「八幡平市の特色あるスポーツのスキーの魅力を伝え、
講座を通しスポーツ選手としての基礎体力や精神力を楽しく養いたい」。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080506_2

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