2010年9月28日火曜日

100歳以上、4万4449人 岩手県は524人に増加

(岩手日報 9月15日)

今年の100歳以上の高齢者は、全国で過去最多の4万4449人に。
厚生労働省が、「敬老の日」を前に住民票を基に調べた。

昨年より4050人多く、40年連続の増加。
都道府県別の人口10万人当たりの100歳以上は、
昨年2位の島根県が74・37人で1位。

1973年以降37年連続で1位だった沖縄県は、66・71人で2位。
最も少ないのは、埼玉県で18・75人。

島根県の担当者は、「人口が減ったため、相対的にお年寄りの
割合が増えたのではないか」、
沖縄県は、「新たに100歳になる人が昨年に比べ少なかった」

高齢者不明問題を受け、厚労省は本年度中に100歳になる人の
所在確認を実施。
2万3218人を確認、不明も10人いた。

高齢者数は、9月1日時点の住民票を基に、
9月15日で100歳以上となる人数をまとめた。
不明の10人は除かれ、厚労省は「自治体が住民票の削除を
進めているが、進ちょく状況が分からないので、
不明者が含まれている可能性は否定できない」

国内最高齢は、佐賀県基山町の長谷川チヨノさん、
1896(明治29)年11月20日生まれの113歳。
男性は、昨年と同じ京都府京丹後市の木村次郎右衛門さん、
1897(明治30)年4月19日生まれの113歳。

調査が始まった1963年に、100歳以上は153人、
1998年に1万人を突破、2003年に2万人、昨年に4万人を超えた。
今年は男性5869人、女性3万8580人、女性が86・8%。

岩手県の100歳以上の高齢者は524人(男性67人、女性457人)、
昨年を24人上回り過去最高。
人口10万人当たりの100歳以上の人数は、39・10人。

最高齢は、二戸市の玉川スマさんで111歳。
男性の最高齢は、花巻市の高橋吉助さんで106歳。

本年度100歳となる高齢者234人は、市町村職員らによる
本人への面会、入院・入所中の病院や施設への確認などで、
全員の所在が確認。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100915_4

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