(2010年9月17日 読売新聞)
朝食を毎日取る習慣がある人ほど、自分を「幸福」と感じていることが、
東北大加齢医学研究所の川島隆太教授らのアンケート調査。
調査は、20~60歳代で仕事を持つ男女各500人の計1000人に、
インターネットを通じ、朝食習慣、何を幸せと感じるか、
生活や仕事の満足度などを質問。
経済面や健康状態、家族関係などから、
現在の「幸せ度」を100点満点で尋ねたところ、
毎日朝食を取る人(637人)は平均67・9点。
週2日以下の人(156人)は同59点と差が開いた。
「毎日」の人は、経済面よりも健康状態を重視する傾向があり、
家族と過ごしている時に、幸せを感じる割合も高かった。
総合的な生活の充実度を自己採点すると、
「毎日」は65・4点、「週2日以下」の53・8点を大きく上回った。
「毎日」は、趣味や余暇の満足度でも、
「週2日以下」に比べ、10点以上高かった。
仕事についての調査では、朝食習慣による効率や勤務態度の
自己評価に大きな差はなかったが、転職希望者が、
「毎日」の36・4%、「週2日以下」は57・1%と突出して高かった。
朝食内容では、幸せ度が高い人ほど、
果物や野菜をよく食べる傾向。
同研究所は、「朝食をきちんと取る人は規則正しい生活を送り、
時間を効率的に使っているため、自己評価が高いのでは」と分析。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/9/17/125769/
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