2010年9月27日月曜日

スポーツクラブが盛岡で始動 小学生の体力向上図る

(岩手日報 9月12日)

盛岡市内の小学3、4年生を対象にした
「もりおかこどもスポーツクラブ」(市教委主催)は、
厨川小体育館でスタート。

子どもたちの体力低下に歯止めをかける取り組みとして、
本年度から初めて開催。
同市体育協会の指導員や各種目の専門家を講師に、
さまざまなスポーツを通じて発達過程にある児童の体力や
運動能力の向上を図る。

児童34人が参加。
初回は、市体育協会の豊沢博幸指導員を講師に、
動きの速さや正しい体の使い方を身に付けるトレーニングに取り組んだ。

児童は、後ろを向きながらのスキップやあおむけの状態で、
手足を使って移動する「四つ足歩き」など、ユニークな運動に挑戦。
悪戦苦闘しながらも、約1時間のメニューを元気いっぱいにこなした。

北厨川小4年の高橋凱城さんは、
「普段使っていないところを動かしている感じがする。
他の種目をやるのも楽しみ」と、笑顔で汗をぬぐった。

もりおかこどもスポーツクラブは、市が進める
「市次世代体力・運動能力向上プロジェクト」事業の一環。

市内の運動施設などを会場に週1回、来年2月まで全20回の内容で、
ハンドボールやスケート、ボルダリングなど、
5種目のスポーツやトレーニングに取り組む。

市教委では、当初20人前後の参加を想定、
市内の小学校に募集したところ、214人から応募。
抽選で約70人を選出し、2コースに分けて実施。

市教委事務局スポーツ振興課の佐藤大治課長は、
「いろいろなスポーツを経験し、楽しみながら体力向上に努めてほしい。
本年度の成果を検証し、来年度以降の事業拡大や
内容の充実などを検討したい」

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100912_12

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