2010年11月13日土曜日

難病患うルイス選手、小学4年・大西結菜さんと三重・志摩でゴルフプレー後に対面

(2010年11月7日 毎日新聞社)

背骨が左右に曲がる原因不明の病気「脊柱側わん症」を
患いながらプレーを続ける女子プロゴルファー、
ステーシー・ルイス選手(25)=米国=が、
同じ病を抱える小学4年生の少女と対面、
病気を抱えていても、できないことはない。
しっかり前を向いて人生を歩いてほしい」と励ました。

ルイス選手は、志摩市阿児町の近鉄賢島カンツリークラブで
開催中の「ミズノクラシック」に出場。
西宮市の大西結菜さん(10)が応援に駆けつけ、対面が実現。

ルイス選手が、11歳で脊柱側わん症と診断されたのに対し、
結菜さんは8歳の時に病気が分かり、矯正器具で治療を続けてきた。
父・隆成さん(38)が、ルイス選手の存在をインターネットで知り、
大会主催者のミズノを通じて、面会を申し出た。

この日、前半9ホールをルイス選手に付いて回った結菜さんは、
「同じ病気とは思えないほど、はつらつと堂々プレーする姿にびっくりした」
最終日を前に2位に浮上したルイス選手は、18ホールを回り終えた後、
結菜さんと対面。

チャレンジすることが大切。
私も周囲からゴルフは続けられないと言われたが、
それが間違いだったと証明した」とアドバイス。

結菜さんは、「とても勇気が出た。治療も頑張ろうと思った」と感動。
体のゆがみから思い通りに動けず、
大好きなバレエも中断している結菜さんだが、
「もう一度頑張ってみようかな」。

ルイス選手から、「ゴルフはどうかな」と振られると、
「でも、ゴルフもいいかな」と小さく笑った。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/11/8/127977/

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