2011年5月22日日曜日

日本、長寿世界一を維持 WHO統計、医師不足深刻

(2011年5月16日 共同通信社)

世界保健機関(WHO)は、2011年版の「世界保健統計」を発表、
09年の日本の平均寿命は83歳、前年と同様、イタリア中部の
内陸国サンマリノと首位を分け合った。
日本は、女性の平均寿命では86歳で単独首位を維持。
男性は80歳でサンマリノ(82歳)に次いで2位。

WHO当局者は、喫煙率が比較的高い現状のままでは、
「日本は(平均寿命82歳の)オーストラリアに、
長寿世界一の座を譲るかもしれない」と警告。

平均寿命が最も短いのは、アフリカ南部の内陸国マラウイで47歳。
前年にいずれも42歳で最も短かったアフガニスタン、ジンバブエは
それぞれ48歳、49歳と大きく改善。

00~10年の人口1万人当たりの医師の数では、日本が20・6人。
欧州各国のほとんどが30~40人台であるのと比較し、医師不足が深刻。
米国は26・7人。

データが得られた国の中で、一番多かったのはキューバで64・0人、
一番少なかったのはアフリカのタンザニアとリベリアで0・1人。
世界の平均は14・0人。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/5/16/136557/

0 件のコメント: