2011年6月2日木曜日

心癒やす木製ポスト 世田米中生が製作

(岩手日報 6月2日)

住田町の世田米中(内海行英校長、生徒79人)は、
町内の仮設住宅向けのポスト作りに取り組んでいる。

中心となるのは、特設木工部。
「住田式」木造仮設住宅にぴったりの木製ポストが、
入居者の心を和ませそうだ。

生徒8人が集まり、ポストを支える板を取り付けたり、
仕上げのやすりかけに取り組んだ。
5月30日から作業を始めて、計50個を製作。

材料の杉の集成材は、けせんプレカット事業協同組合から
無償提供を受け、木の香りとぬくもりある手触りが楽しめる。

6月2日に、同町世田米の仮設住宅火石団地13戸に、
生徒が取り付ける予定。

神田麻奈伽さん(2年)は、「少しでも役立てば、と作った。
大切に使ってほしい」、

部長の佐藤駿君(3年)は、「自分たちの得意なことを生かせるなら、と作った。
使ってもらえるだけでうれしい」と楽しみにしていた。

同校の特設木工部は、20年以上の伝統があり、
全国児童生徒木工工作コンクール上位入賞の常連。
3月の第35回大会では、12度目の最高賞、農林水産大臣賞に輝いている。

http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/h201106/h1106024.html

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