2008年4月27日日曜日

合併必要26人 大船渡市議選候補アンケート

(東海新報 4月24日)

大船渡市議選(定数26)の立候補者30人に、
同市、陸前高田市、住田町との合併問題などに関するアンケートを実施し、
全員から回答を得た。
多くの候補が、気仙合併を前向きにとらえている一方、
国の合併新法の期限(2010年3月末)については
「こだわらず議論を」との声が半数以上。
「合併が必要」との回答は26人。
合併新法の「期限にこだわらない」との回答は16人で、
「期限内に合併すべき」(10人)を上回った。

「合併新法期限内にこだわらない」と回答した人たちの主な理由は、
「住民合意が前提」、「3市町の意識格差が大きすぎる」、
「陸前高田、住田の住民意識を優先すべき」など。
「時間的に無理」との現実的な指摘も。

「合併新法期限内に合併すべき」と回答した人の理由は、
「国の財政支援があるうちにすべき」、
「いつまでも議論に時間を費やすべきでない」など。

「当面合併は必要ない」とした意見では、
「旧三陸町との合併によるメリット、デメリットが検証されていない」との批判。

早期合併には慎重な見方が多く、議会の協力を得ながら議論を盛り上げたい
とする行政の思惑とは、やや温度差がある結果。

定数に関する質問は、「削減すべき」が19人。
大船渡市議会の定数は、地方自治法の上限。
削減の理由は、行財政改革の視点などからで、具体的に2―6減までさまざま。

「現状維持」としたのは11人で、合併で大幅に地元議員が減った
三陸町の候補者や共産党候補などが求めた。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080424_5

0 件のコメント: