2008年5月1日木曜日

ジャガイモが世界を救う?「国際イモ年」で注目

(CNN 4月17日)

世界の食糧危機は、ジャガイモのおかげで回避できるかもしれない。
ペルーの首都リマに本拠を置く国際ポテトセンターは今月、
「ジャガイモは未来の食糧」をテーマに会議を開いた。

国連食糧農業機関(FAO)は、世界の飢えや貧困、環境問題の
解決を担うジャガイモの重要性について認識を高めてもらう目的で、
今年を「国際イモ年」と定めている。

FAOによると、ジャガイモは栄養が豊富で、途上国の典型である
土地が限られ人手の多い場所での栽培にも適している。
このため、食糧安全保障と貧困対策に大きな役割を果たし得る。

ペルーでは、8000年前からジャガイモが栽培され、
国際ポテトセンターは農家などを対象に、ジャガイモ栽培量を増やし
品質を向上させるための支援を行っている。
品種改良により、少ない水で栽培でき、病気や気候変動にも
耐えられる種類の開発も目指す。

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200804170036.html

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