2008年5月14日水曜日

働き盛りほど運動不足

(サイエンスポータル 2008年5月1日)

20~50歳代にかけての働き盛りほど、
男女ともに運動に対する関心が低いことが、
厚生労働省「平成18年国民健康・栄養調査結果」から浮き彫りに。

日常生活で体を動かすことを、
「実行していない、実行しようとも考えていない」、
「実行していないが、実行しようと考えている」と答え、
要するに体を動かしていない人が男性の20~50歳代、
女性の20~40歳代でいずれも4割以上。

男性の60歳代、女性の50歳代になると、
体を動かしていない人は約26%、31%に減り、
高齢層の方がむしろ運動について関心が高い。

女性に関しては、60歳代になると50歳代よりさらに活動的になり、
体を動かしていない人の比率は約21%まで下がる。

運動不足が大きな要因の一つといわれる生活習慣病について、
糖尿病の疑いが強いか、実際に治療を受けている人は約740万人、
糖尿病の可能性が否定できない人は約1,050万人。

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)について、
強く疑われる人の比率が、40~74歳で男性24.4%、女性12.1%、
予備群と考えられる人の比率が、男性27.1%、女性8.2%、
40~74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人は、
メタボリックシンドロームが強く疑われるか、予備群と考えられる。

http://www.scienceportal.jp/news/daily/0805/0805011.html

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