(読売 8月18日)
国際陸連(IAAF)のドール医事・反ドーピング局長は、
選手の血液データを長期的に蓄積し、ドーピング行為による
異常な赤血球の増減などを突き止める
「血液パスポート」制度のテストケースとして、
すでに約120人のトップ選手を対象に、
ベルリン世界選手権期間中も含めた血液データ取得を進めている。
ドール局長は、国際陸連が世界選手権で、
血液検査に特に力を入れていることを明かし、
「血液パスポートの対象ではない選手にも広く網をかけ、
異常値が出た場合はその後狙い撃ちの(尿)検査の対象とする」
血液パスポート制度は、持久力を高めるエリスロポエチン(EPO)
薬物の使用や、現在検査が確立されていない自己血液を用いた
血液ドーピングなどの摘発に有効で、
世界反ドーピング機関(WADA)が本格導入に動いている。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20090818-OYT1T00323.htm
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