(岩手日報 2月23日)
盛岡市の和洋菓子店「清月堂」(清川昭孝社長)は、
健康効果に注目が集まる桑茶入りのお菓子を開発。
桑産地の再生を目指す、北上市更木地区産の桑茶を使用。
桑の葉の緑を鮮やかに出せるように、試作を重ねた。
「健康に配慮する人に手にとってもらいたい」と期待。
いわて農商工連携ファンドに採択された、
「桑食文化発祥地更木のブランド構築事業」の一環。
盛岡市の販売代理店マルベリーいわて(菅原章雄代表)が、
北上市の更木ふるさと興社の桑茶を清月堂に紹介。
桑茶入りお菓子は、清川社長(80)と長男浩司さん(47)が、
2月初めから試作を重ねた。
和菓子の「明がらす」と「しおがま」、
洋菓子の「カステラ」に桑茶を配合して焼き上げた。
清川社長は、以前から桑茶を愛飲して健康効果に着目。
「かつて和菓子は、法事や祝儀の引き菓子として需要があった。
健康効果を前面に出してPRしたい」と意欲的。
浩司さんも、「桑の色と香りが引き立つ3種類を選んだ。
カステラは、甘みとお茶の香りを生かした」と自信を示す。
今後、ブランド構築事業として、更木産桑茶を使用して
プリンやヨーグルト、そば・うどんの商品展開を目指す。
菅原代表は、「放置されている桑畑はたくさんある。
健康効果にお墨付きを得ている桑食を提供していきたい」
清月堂の明がらすとしおがまは、1個115円(税込み)、
カステラは1個126円(同)。
同店(019・622・6754)、ネット販売(http://warabi.ocnk.net/)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100223_8
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