(サイエンスポータル 2010年3月8日)
世界的に需要が高まっている省エネ型水循環システムの技術開発、
運営実証、情報発信を目指し、拠点となる「ウォータープラザ」を
開設することで、新エネルギー・産業技術総合開発機構、
周南市と関連企業3社が合意し、覚書を取り交わした。
「ウォータープラザ」は、周南市徳山中央浄化センター近くに建設、
工場排水処理と下水再利用を統合した造水を行い、
国、自治体、企業が連携して持続的な水利用に
かかわる処理技術を開発。
日立プラントテクノロジーと東レが建設、日本ゼオンが
排水の供給と生産水の受け入れで協力。
水問題は、大きな地球規模の課題になっており、
都市の排水処理と再生水利用システムの需要は
ますます大きくなっている。
日本は、排水処理に必要な膜技術で世界をリード、
都市の水再利用が盛んだ。
世界的な需要を見込み、今後、運営までを含む
水循環システム全体の輸出が期待、
そのためには地方公共団体、メーカー、コンサルティング会社、
建設会社などの協力が必要。
http://scienceportal.jp/news/daily/1003/1003081.html
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