2011年5月17日火曜日

SW支援へ「スクラム」 新日鉄釜石OBら結成

(岩手日報 5月5日)

東日本大震災で大きな被害を受けた釜石市を本拠地とする
社会人ラグビーの釜石シーウェイブスRFCを支援する組織
「スクラム釜石」が4日、発足。

チームの前身、新日鉄釜石のOBらが結束。
サポーター会員の拡大を図り、シーウェイブスの支援を通じて、
被災地の復興を後押し。

設立記者会見は、東京・丸の内で開かれた。
ともに元日本代表で、スタンドオフとして活躍した
松尾雄治さん(57)がキャプテンに、
プロップとしてチームを支えた石山次郎さん(53)が代表に就任。

松尾さんは、「日本選手権7連覇を達成できたのは、
皆さんの心からの応援があったから。
今後も、チームと街の人が良い関係を保っていけるよう支援する

石山さんは、「チームが勝てば、釜石が活気づき、
それが岩手や東北全体の元気につながるだろう。
側面から継続して支援していく」

「スクラム釜石」は、OBやラグビーファン約20人で発足。
チームの運営資金不足が見込まれるため、
1万人のサポーター会員登録を目標に掲げ、
首都圏の試合会場などで活動を展開。
ラグビー教室など、普及活動にも協力する。

シーウェイブスの高橋善幸ゼネラルマネジャーは、
「新日鉄釜石時代から、継続してチームを応援している人が多いので、
スクラム釜石の活動は心強い」と感謝。

「スクラム釜石」の問い合わせは、
事務局の電子メール(scrumkamaishi@gmail.com)へ。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110505_2

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