2008年5月20日火曜日

「岩手の技」50社選定 県が冊子に

(岩手日報 5月16日)

県科学・ものづくり振興課は、県内の優れたものづくり基盤技術を
有する50社を選び、冊子「いわての技」(A4判、80ページ)、
素人にも分かりやすく解説した「岩手のものづくりバイブル」。
今月下旬から配布を始め、人材育成、企業間取引拡大に結びつける。
冊子は、オンリーワン技術やナンバーワン技術、
業界で優れた精度・品質を実現する技術を有する50社
金属加工、樹脂成形、表面処理、組込・設計、
その他の5分野に分け掲載。
例えば、小林精機(滝沢村)の
「難削材の高精度加工を実現する精密切削技術」、
盛岡東京電波(盛岡市)の「安定した無線通信を支える水晶加工技術」。

「この技術とは」、「ここがポイント」、
「こんなところに使われているのです」という項目で
専門的表現は避け、イラストや写真を織り交ぜ、分かりやすく紹介。

冊子は、5000部作製。
同課の黒沢芳明課長は、「県内工業高校や大学などの
教育機関にも配り人材育成に役立てるほか、
県内外の商談会でも配布し、企業間の取引拡大に役立てたい」。

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