2008年5月22日木曜日

氷じゃないスケートリンク 本物の味わい 三菱樹脂販売

(朝日 2008年05月13日)

三菱樹脂の子会社アストロ(東京)は6月から、
氷の代わりに樹脂板をしきつめたスケートリンクを販売。
スペイン企業が開発。

設営が簡単なうえ、通常の広さのスケート場(1800平方メートル)だと
電気代が年間2千万円以上節約。
実際に滑った選手からは、「氷と変わらない」との感想が寄せられたが、
公式戦には使えない。

リンクは縦2メートル、横1メートル、厚さ2センチで
重さ38キロの特殊なポリエチレン樹脂板を並べ、
表面に専用のワックスを塗る。
1平方メートル当たりの価格は、6万~7万円の見込み。

開発元のエクストラアイス社によると、すでに世界11カ国で50カ所、
計2万平方メートルが使われている。

アストロは、日本での販売総代理店。
三菱樹脂の会議室に、100平方メートルのリンクを仮設。
アイスホッケーの元スペイン代表だったエクストラアイス社の
トニ・ベラ営業部長は、自ら滑りながら「氷のリンクとの違いは、
止まったときに氷のくずが飛ばないことだけ」と売り込みに懸命。

http://www.asahi.com/sports/spo/TKY200805120274.html

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