2008年5月22日木曜日

「世界最小」燃料電池、シャープが開発

(朝日 2008年05月17日)

シャープは、小型で高出力な燃料電池の試作機を公開。
電子辞書につなげば、メタノール10ccでワンセグ放送を
4~7時間見ることができ、大きさは18立方センチとマッチ箱程度。

同じ能力を持つリチウムイオン電池に比べ、
体積は約2割小さく約6割軽いため、携帯電話などにも組み込める。
出力は従来型の7倍。
同じ出力なら、世界最小に出来る。

燃料電池は、メタノールに含まれる水素と空気中の酸素を
反応させて電気を取り出す。

試作機は、電気を作る「セル」と呼ばれる短冊形の部品を
井げたのように積み上げ、セルを空気に触れやすくし、出力を高めた。

従来の燃料電池は、同能力の充電池より大型で、
NECなどの試作機は携帯電話に外付けするタイプ。
シャープは安全性を高め、数年後の実用化を目指す。

http://www.asahi.com/science/update/0517/OSK200805160091.html

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