2008年5月19日月曜日

住田で達増知事と森の案内人懇談 豊かな自然、発信を

(東海新報 5月16日)

住田町の遊林ランド種山で、県政懇談会
「草の根地域訪問『こんにちは知事です』が開かれ、
達増拓也知事が「すみた森の案内人」(佐々木義郎代表)の
メンバーと懇談を深めた。

懇談会は、県が重要課題とする県北・沿岸振興の推進を図るべく
沿岸地域で行っている「移動県庁」の一環。
県の「元気なコミュニティー100選」に選ばれた団体と懇談し、
県北・沿岸圏域の持つ資源にスポットライトを当て、
知事自身が現場に足を運んで行う地域住民との交流、意見交換を
今後の施策に生かしていこうとのネライ。

達増知事や高橋克雅大船渡地方振興局長、森の案内人の佐々木代表、
水野清副代表、佐々木慶逸事務局長、紺野好子さん、
佐々木康行さんのメンバー5人が出席。

知事は、「懇談は、コミュニティーの元気を県政に役立てたいとの趣旨」。
佐々木代表が、種山ケ原と五葉山森林公園、気仙川をフィールドとした
同組織のガイド活動、町の森林の科学館構想の一端などについて説明。

「案内人の活動は、素晴らしい資源を広く伝えたいと16年に始まり、
昨年は30回以上ガイドを行ってきた。課題は、会員不足」、
「一般の観光ツアーにはない、ふれあいが魅力と思う」、
「自然とともに先人が築いた文化も知り、伝えたい」。

知事は、「江刺の人首に親戚がおり、幼いころは種山で昆虫採集をした」
岩手は、本州一の森林面積を誇り、森のよさについて
県民に知ってもらい、外への発信も広げ、県産材が売れる流れをつくりたい。
次世代に自然を伝えようという皆さんの活動をありがたく思う」。

懇談終了後は、小雨の降る中で案内人とともに種山を散策し、
活動のさらなる広がりに期待。

http://www.tohkaishimpo.com/

0 件のコメント: