2009年8月13日木曜日

環境と命学ぶ20日間 葛巻・森と風のがっこう

(岩手日報 8月2日)

葛巻町江刈の旧小屋瀬小中上外川分校を活用した
森と風のがっこうで、19泊20日という長期日程で
「くずまき子どもESDサマースクール」が開かれている。

県内のほか青森、宮城、東京など7都県の小学4年から中学3年の
20人が、盛りだくさんな体験を通じてエネルギー循環や
命の大切さに、理解を深めながら友情を培っている。

森と風のがっこうは、NPO法人いわて子ども環境研究所
(吉成信夫理事長)が運営。
ESDは、「持続可能な開発のための教育」の意味、
過去3年は自然エネルギーをテーマにエコ生活を体験する
10日間のプログラムだったが、「生活」全般に視野を広げ、
2倍の日数に挑戦。

7月26日に集まった20人は、校庭に太陽光パネルを設置、
ペットボトルで「温水器」を作って屋根に取り付け、
交代で自転車発電するなどし、自然エネルギーだけで過ごす一日も。

1日は、ろうそく作りに取り組んだ。
2日、同町の安孫自然塾で林業に励む。
「森」と「風」の2班に分かれて食事作りや動物の世話、
まきで風呂を沸かす作業などに力を合わせ、
今後は演劇や森の中の基地作りなども予定。

二戸市の石切所小5年の金田一華奈さんは、
「20日間と長いが楽しみがいっぱい」と笑顔を絶やさず、
セントメリーインターナショナルスクール中1年の渥美雄大君は、
「葛巻の空気はおいしい。新しいことにどんどん挑戦したい」

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090802_7

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