2009年8月14日金曜日

「不衛生な観光スポット」の世界ランキング発表

(CNN 7月21日)

米旅行情報サイトのトリップアドバイザーは、
夏の観光シーズンに向け、「不衛生な観光スポット」の
世界ランキングを発表。

キスしていく観光客の多さやハトの多さなどを基準に、
サイトの編集者が独自に5カ所を選んだ。

不衛生スポットのトップに立ったのは、
アイルランドのブラーニー城にある「ブラーニー石」。

キスをすると雄弁になれる、という伝説を信じて、
昨年だけで約40万人が石にキスをした。
昨年ここを訪れた米アリゾナ大学微生物学教授の
チャック・ジェルバ氏は、「私は石にキスしなかったが、
妻がしてしまったので、妻にキスする前に彼女の唇を拭いた」

2位に入った米シアトルのパイクプレース・マーケットにある
「ガム・ウォール」は、噛み捨てられた色とりどりのガムが、
高さ約4.5メートル、幅約50メートルの劇場の壁一面に張り付け。
1993年、劇場前で待っていた学生がガムを付けたのが始まりとされ、
以来、世界中から訪れた観光客が、噛み捨てガムのアートを制作。

イタリア・ベネチアのサンマルコ広場は、ハトの多さで3位に。
ハトは、細菌やウイルスを持っていることも多く、
市当局は2007年から対策に乗り出し、
ハトにエサをやらないよう観光客に呼び掛けている。

4位には、ジョージ・クルーニーやマリリン・モンローといった
映画スターの手形に、年間450万人の観光客が手を触れていく
米ロサンゼルスの「グローマンズ・チャイニーズ・シアター」、
5位には、仏パリにある劇作家オスカー・ワイルドの墓所。

こうした観光スポットを訪れたからといって、
細菌に感染するわけではないが、多くの人が触れれば、
それだけ細菌も増えると専門家は指摘。
旅行者は消毒液を持ち歩き、手をよく洗った方がいい、とアドバイス。

http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200907210012.html

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