2009年8月11日火曜日

万引増加率30%全国一 県内今年上半期件数

(岩手日報 8月6日)

県内の今年上半期の万引認知件数は673件、
増加率が約30%と全国ワースト。
検挙者の年代別では、65歳以上の高齢者が32%と最も高かった。

県警によると、認知件数は前年同期の515件より158件増。
増加率は30・7%、全国平均の6・4%を大幅に上回った。

検挙者は512人、年代別では高齢者が164人、
未成年者(14~19歳)120人、50代65人、30代52人、20代49人。

県警は7月以降、制服警察官の店内への立ち入り、
経営者を集めた犯罪抑止のための研修-などを強化。
同月の1カ月間の万引認知件数は115件(前年同期比7件増)、
増加率は6・5%に鈍化。

今年上半期の刑法犯認知件数は4016件(同81件減)、
過去5年間で最少。
殺人、強盗、放火などの重要犯罪は32件(同11件減)。

県警生活安全企画課の菊池有市次長は、
「万引は、高齢者が出来心から小額の食料品を盗むケースも目立つ。
店内の巡回、客への積極的な声掛けなど、
店側とも連携した防止策を強めていく」

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090806_6

0 件のコメント: