(岩手日報 2月28日)
「目指せ!オリンピック」。
県カーリング協会(浪岡正行会長)は、
県立県北青少年の家のスケート場で、カーリング体験会を開いた。
講師に、2008年3月の第1回世界ミックスダブルス選手権
日本代表、苫米地美智子さん(30)を招待。
参加者約20人は、現在開催中のバンクーバー冬季五輪で
注目を集めるカーリング競技の基本を学び、その魅力を肌で感じた。
初心者と経験者の2コースに分かれ、世界カーリング連盟公認
テクニカルインストラクターの浪岡会長も加わり、指導。
苫米地さんは、競技のルール、ストーンの投げ方やブラシの掃き方
などの基本動作を指導。
経験者には、浪岡会長が試合で用いる高度な戦術を伝えた。
最後は、各コースの参加者代表がチームを組んで試合を開催。
会場には、「イエス」(掃く)、「ウォー」(掃くのをやめる)などと
指示を出す声が響き、約40m先のハウスに
見事にストーンが入ると、大きな歓声が上がった。
岩手町の沼宮内小3年の平松実鈴さんは、
「思ったよりもストーンが重かったが、
だんだんうまく投げられるようになった」と笑顔。
苫米地さんは、「カーリングの楽しさを伝えるいいチャンス。
冬季五輪を機に、競技を身近に感じてほしい」と期待。
同協会によると、カーリングの競技人口は現在、
リンクのある二戸市と盛岡市で合わせて約150人、年々増加傾向。
浪岡会長は、「体験会を重ねて、さらに競技人口を増やし、
有能な選手を輩出したい」と意気込む。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100228_12
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