2010年3月5日金曜日

基本習得、目指せ五輪 二戸市でカーリング体験会

(岩手日報 2月28日)

「目指せ!オリンピック」。
県カーリング協会(浪岡正行会長)は、
県立県北青少年の家のスケート場で、カーリング体験会を開いた。
講師に、2008年3月の第1回世界ミックスダブルス選手権
日本代表、苫米地美智子さん(30)を招待。
参加者約20人は、現在開催中のバンクーバー冬季五輪で
注目を集めるカーリング競技の基本を学び、その魅力を肌で感じた。

初心者と経験者の2コースに分かれ、世界カーリング連盟公認
テクニカルインストラクターの浪岡会長も加わり、指導。

苫米地さんは、競技のルール、ストーンの投げ方やブラシの掃き方
などの基本動作を指導。
経験者には、浪岡会長が試合で用いる高度な戦術を伝えた。

最後は、各コースの参加者代表がチームを組んで試合を開催。
会場には、「イエス」(掃く)、「ウォー」(掃くのをやめる)などと
指示を出す声が響き、約40m先のハウスに
見事にストーンが入ると、大きな歓声が上がった。

岩手町の沼宮内小3年の平松実鈴さんは、
「思ったよりもストーンが重かったが、
だんだんうまく投げられるようになった」と笑顔。

苫米地さんは、「カーリングの楽しさを伝えるいいチャンス。
冬季五輪を機に、競技を身近に感じてほしい」と期待。

同協会によると、カーリングの競技人口は現在、
リンクのある二戸市と盛岡市で合わせて約150人、年々増加傾向。

浪岡会長は、「体験会を重ねて、さらに競技人口を増やし、
有能な選手を輩出したい」と意気込む。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100228_12

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