(読売 2月20日)
「脳トレ」で知られる東北大の川島隆太教授(脳科学)らの
研究チームは、子供たちがやる気を感じながら、
勉強に打ち込める効果的な指導方法を探ろうと、
仙台市教委と協力し、実証研究に乗り出す。
学習中の子供たちの脳の働きを分析し、
意欲の高さを数値化することで、経験頼みだった指導の
ノウハウを共有できるようにするのが狙い。
研究には、川島教授ら研究者3人と、市内の校長、
教員ら計約10人が参加。
小中学校で、心理学に基づくアンケートを実施したり、
授業中の脳の働きを脳波計で測定したりすることを検討。
ほめられた時の脳の働きなども分析。
同大と市教委が協定を締結。
調査方法や規模などの詳細を詰め、4月から本格的に取りかかる。
川島教授は、「2、3年かけて、学習意欲を高める方法を実証したい。
学ぶ意欲を数値化できれば、教育実習の学生でも、
ベテランの先生のように、子供たちのやる気を引き出す
指導ができるようになる」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100219-OYT1T01213.htm
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