(岩手日報 3月3日)
北上市の黒岩地区農業基盤整備事業推進委員会(昆精司会長)は、
同事業完工を機に、記念誌「万緑豊壌の郷」を発刊。
事業完工を祝うとともに、黒岩地区の歴史や結束を
再確認する一冊。
黒岩地区は、北上市東部の北上川東岸に位置する農村地帯。
同事業は、国庫補助の県事業として、1998~2009年度に実施。
同推進委は、95年度に設立、農家の同意取りまとめなどに奔走、
事業を実現した。
基盤整備は、黒岩地区の6地区で進められ、
77・1ヘクタールの圃場や用排水路を整備。
受益戸数220戸、受益面積126・3ヘクタール、
事業費26億8700万円の一大事業。
記念誌はA4判、65ページ。
300部を印刷、受益農家や関係機関に配布。
多田勝郎黒岩地区交流センター長が中心となって、資料を収集。
農業基盤整備事業のあらましにとどまらず、関係者による
座談会や地区の歴史をたどる内容も盛り込んだ。
昆会長は、「地域の産業・農業の将来をつなぐため、
『百年の大計』という気持ちで事業に取り組み、どうにか実現できた」と、
推進委発足から足かけ15年の歩みを振り返る。
記念誌編集委員会の及川純一委員長は、
「記念誌は、末代まで誇れる内容。
今後の地域づくりに活用していきたい」
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100302_10
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